サメフィギュアの達人、ベルクートさんの大学合格おめでとう祭りでとっくに元気復活していたのですが、
本家「無菌室育ち」に怒涛の更新をかけていたので、こっちは休んでいました。
ああ、まだ記事が埋まっていない…。
ちょっとこっちに戻ってきたのは、ちと、気になることがあって。
本家とこっちじゃ読者層が違うし、私が「心の病」であることをカミング・アウトしたのはここなので、その辺の話題はこっちの方が書きやすい。
私、古くからのカウンセラーさんと新しいカウンセラーさんとのお二人にかかっているんですけど、古い方の方が、
「どうして最近、ネットに病気のことを書くようになったのですか?誰かに聞いて欲しいから?」
と質問されたので、答えました。
「一度漏洩した情報は、もう、いくら出しても同じです。」
…本当、職業的訓練ってーのは影響力ありますよ。
同じ理由で、ポイントサイトやアンケートサイト、吟味して複数登録してます。
ダンナは個人情報漏洩を心配してますが。
もう、カード会社から漏洩したしー。
yahooはまた、個人情報がネットで売られたしー。
ほんの一時期yahooでサイト作ろうと登録して、漏洩問題の後すぐ解約したけど、
もう、出ちゃったんだもん。
カード会社から500円のおわび金券が送られてきましたが、
鼻先で笑っちゃいました。だって、
個人情報保護法が制定されたら、こんな金額じゃすまないくせに、って。
ちなみにやっほーはコダマも返ってきませんな。
まあ、本家でも少しは病気のことを書いていますが、あそこは基本が創作、それに子ワニネタ、なんで。
ディープなヲタ話や病気や社会問題は、なるべくこっちに。
とはいえ、泥沼の闘病記を書くつもりはないです。
ありますよ、記録は。壮絶なのが。
手のリハビリのために、補助具をつけた鉛筆で、大きな字でノートに書くことを薦められたので、つけた記録。
世に出せない事情、ってのもありますが、何より
「そんな暗い話、書いても、私が面白くないわっ」
私のような性格で
こういう病気にかかって
しかも、かなりの重症で
でも、自殺していない
ってーのは、珍しいようですよ。
どん底の時は、電車に飛び込みたくなる人の気持ちがすごくよくわかるけど
「賠償金!」
と、思うと思いとどまれるんです。
電車の入線ってーのは、そりゃ、落ちたくなるです。高いところもね。
だって、たったそれだけで楽になれるんだよ?
でも、ダメね。
残された者の心の傷が深いから。特に子供は、まずいよ。
長男も次男も五歳までは弱かったけど、特に次男は二回入院して、一度目は大部屋。
付き添い可能の病院だったんで、母親たちはソファーの簡易ベッドで寝泊りしていました。
患者に病院食は出ても、付き添いに食事は出ない。
どこの家族も、付き添いを交代する時間の余裕がない。あってせいぜい一時間。
そんな中で、お見舞いに来た、誰かのお姑さんが、病室に入るなりこう言った。
「子供を入院させるなんて、だめなお母さんたちだねぇー」
その人の嫁は顔色を変えていたが、他の母親は笑って受け流していた。
何を言われてもたかが他人。そんなことで傷ついているゆとりがないのだ。
二回目は、個室でした。
「万一の覚悟もしてください」とまで言われたんだから。
そのとき、私は
あんな苦労して産んだ子供を死神なんかに取られてたまるかぁー!!
もしも病気に形があったら、母は戦って勝ってみせる!
なんかしらんが、猛然と怒りがこみ上げてきましたよ
あら、前置きが長くなってしまった。
ちょい、腹が立ったことってのは、そのことではなくて、今朝のことなんですね。
私の母が、その、病気だった次男、今はすっかりわんぱくでいたずらっこの六歳児のですね、
クリスマスツリーの絵を見て気にしているのですよ。
「何でこんなに小さく描くんだろう」
あー、バウムテストの影響だな!
木を描かせてみて、深層心理をさぐる、ってやつ。
いや、母に腹を立てたんじゃないんです。
一連の事件で、「占いレベルでとりあげられたこと」、だから、私の母も気にするんだよ!って腹が立ったんです。
あのね、ロールシャッハやバウムテストは、素人でわかるほど単純じゃないの。
第一、母親が病気なんだから、子供に多少、不安感があって当たり前でしょうが。
特に次男は、気ままにふるまっているように見えて結構気配りするタイプなんだから。
「ツリーが大きすぎると周りに邪魔でしょ?」って言うのが彼の言い分でした。
周りに何も描いてないけど、彼の頭の中では、ツリーの周りに自由に動ける空間が必要だったのですよ。
病理的なものとは違うって。
病理的なものだと、もっと違う木を描くし。
(ま、私も素人判断ですがね)。
と、言うのは、私がロールシャッハテストを受けたからなんですよ。
いや、あれは、…
深層心理の深い部分を引き出しちゃうんですわ。
その時のカウンセラーさんは、大学院でロールシャッハを勉強して、卒業したばかりでね。
担当医は、反対してたらしいんですがね。
一番症状の重いときに、前のカウンセラーさんがやめた直後で、比較的落ち着いたころに初めて私と会ったからー。
そりゃ、私は本来理論的だし落ち着いているし、周囲に頼られてばかりいたんだから。
ロールシャッハ、大丈夫だと思ったんでしょうねぇ。
テストの間は、大丈夫でしたよ、ちょっと疲れたけど。
解析結果が出て、説明を受けているときにねぇ。
…カウンセラーさんの解釈とは別に、自分で思い当たることが色々と…、気づいちゃったものですから…
もののみごとに大発作。
カウンセラーさん、びっくりして担当医を呼びに行って
「だから言ったじゃないか!これぐらい対処する気構えがなくてどうする!」
と、怒鳴られていたので、(あ、先生は、このテスト反対してたのかぁ)と、思ったのです。
いや、あれは、安易に取り上げてはいけないものですわ。
画像をそのまま本に見本として載せるのが禁じられているのもわかるわ。
ちなみに、そのカウンセラーさんのあと、何人か代わって、今の人に落ち着いています。それが新しい方のカウンセラーさん。
古い方のカウンセラーさんは、病院の方ではないのです。
私、先にカウンセリングを探して、お話しているうちに、通院を薦められて、やっぱり精神科って敷居が高いし、不安もあるから、古いカウンセラーさんとも定期的にお話しているの、それがセカンドオピニオンってことで。
病院でもカウンセリングを受けているのは、やっぱり、医師との連携がしやすいから。
要するに言いたいのは、
バウムテストもロールシャッハも占いじゃない!!ってことです。
体験記は、書きたくないけど、体験上拾った知識は、upしてもいいや、と、思っています。
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